二台の高さの異なる箱が合体したようなオープン棚の写真

家具作りにおいて、大切なのが、使う材料の拾い出しです。
表面に貼り付ける化粧板やベニヤをどの程度使うのかを把握する必要があります。
プロとして、使用する材料を最小限に抑えることは当然のことです。
その点を踏まえ、下図を例に拾い出し表を作成してみたいと思います。
材料を拾い出す家具の図面図面を見ただけで、下画像のようなイメージが想像出来るように、経験を積むことが大切です。
図面からイメージした家具使うのは木目のメラミン化粧板です。図面には木目方向が指示されています。
それぞれの貼り付ける面に番号をつけると、把握しやすくなります。
家具の材料を拾い出す時の番号付け背板面フリーハンドで良いので一覧にまとめます。
サイズと木目方向、枚数を記しておきます。
材料の拾い出し表と木目方向メラミン化粧板のサイズは4×8(1230×2450㎜)です。取り合わせを考慮しながら、無駄のない配置で、下図のような拾い出し表を作成します。
パネルソーなどで切断する場合は、その点も考慮に入れましょう。
メラミン化粧板の拾い出し表表にしておくと、木取り作業がスムーズになります。
使用する枚数も明確になるため、無駄が少なくなります。
製作途中で材料が足りないといった問題も回避できます。
最初は時間がかかるかもしれませんが、慣れるとスピーディーにこなせるようになります。
日々の習慣が大切ですね。
それではではまた。

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