裏押しが終わったら、次は刃を研いでいきます。
鉋の切刃角は用途や材質によって異なりますが、
今回は、一般的で用途が多い、中硬材(約25°)
を目安に研ぎたいと思います。
かんな刃研ぎ

かんな勾配
仕込み勾配数値
切刃(しのぎ)の部分は、裏打ちで叩いた痕があったり、
裏押しで真っ直ぐではなくなったりしてますので
研ぐ面を少しだけグラインダーで落とします。
(グラインダーを使う時は防護メガネを使用しましょう)
グラインダ



刃先(刃金の部分)は硬くて焼けやすいので
削らないように、切刃(しのぎ)だけを削るようにしましょう、
それと刃金は高温になると焼きが戻って刃の切れ味に悪影響を与えますので、
こまめに水で冷やしながら削ります。
グラインダ横
下図のような感じで落とすと研ぐ時に楽です。
かんなグラインダー3
次に裏金に合わせて、角(耳)の部分もグラインダーで落としていきます。
裏金を合わせた時にマジックで印を付けておくといいでしょう。
耳部
グラインダー角
荒砥石は刃先が欠けていたり、通りが真っ直ぐではないときに
荒落としするための砥石ですので、問題がなければ、
使う必要はありません。   
※スマートフォンの方は画像をタップすると動画が見られます。
かんな荒


次に中砥石で研ぎます。
グラインダーで付いた傷や、荒砥石の傷を落とし、刃先まで
中落としする工程になります。
こまめに水をかけながら砥石全体を使い、真っ平らに研ぐのがコツです。
手首や肘が不安定だと刃が丸くなって、切れ味が半減するので、
練習を重ねて研ぎ方をものにしてください。 
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かんな中



刃先まで研げたら、刃金が裏返る(刃返り)ので、
指でなぞって確認してください。
刃返り
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刃返り状態
幅の広い木材を削る時に削り段差が出ないように端の部分を
少しだけ落としておきます
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端落とす
最後に仕上げです、仕上げ砥石は粒子が細かいので研ぐと
刃金の部分が鏡面みたいな光沢が出て来ます、刃先全体が
磨けているか目視で確認しながら、研ぎ出しましょう。
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かんな仕上


裏面も同じように研ぎます。
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かんな裏
仕上げを何度か繰り返したら、切れ味を確認しましょう。

新聞紙の上から垂直に落とすだけで切れたらOKです。
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かんな切れ味
実は知らなかったのですが刃先角度を確認する刃先角度定規なんて
便利なグッズがあったんですね。




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