サイコロ状の箱、全ての面に練り付けベニヤを貼る場合、角をトメに落とす
方法は色々とありますが(軸傾斜する横切り盤や専用の鉋など)
ここではトリマを使った製作例で説明したいと思います。
サイコロ状の箱
まず下地となる箱を作ります。
大きさは500㎜角。
1-箱下地組み立て前
2-箱下地組み立て後
貼り付けるベニヤを木取ります。
厚みは約2.7㎜なので少し大きめに520㎜角にカットします。
ベニヤのカット方法は、突板をセンターにする場合(下図A)
つなぎ目をセンターにする場合(下図B)があります。
今回の場合、Bのほうが見た目のバランスが良さそうです。 33-ベニヤカット方法
ゴム系の接着剤と専用のガンで吹き付けていきます。
(詳細は、吹き付け用速乾ボンドで検索してください、
コンプレッサー設備が無い場合はハケ塗り用でも大丈夫です)
下地面とベニヤ面、全体にムラ無く吹き付けます。
3 箱へ吹き付け
4 吹きつけ2
5分ほど時間を置いて乾かします。
(触ってみて接着剤が手に付かない程度)
貼る時に失敗しないように、接着面に細い棒を置いて、
ベニヤを乗せます。
5-ベニヤ貼り
四方を振り分けで合わせたら、棒を抜きながら
貼っていきます。
ゴム系の接着剤は圧着が基本ですので
ローラーを使って全体を強く押し付けてください。
1ローラー



一面を貼ったら、反対側の面も同じように貼ります。
6-一面貼り
トメの部分を落としていきます、使うのはトメ用ビット




トリマに装着し、ベニヤの厚み分で深さを合わせます。
8-トメ用ビット
9-トメ加工
そのままだと、端の部分が食われてしまうので、
直線定規を装着し、四方を落としていきます。
10 トメ加工2
11-トメ上面
反対面も同じように落とします。
12-トメ下面
側面を上に向けたら、カットしたベニヤ端材を置き、
貼るベニヤを乗せて、クランプで固定します。
13-側面あてベニヤ
14-側面ベニヤ合わせ
トリマにストレートビットと直線定規を装着し、
側面が平らよりほんの少しだけ出っ張る位置で合わせます。
食い込む可能性があるので、刃の深さはベニヤ厚ギリギリにしてください。
下画像はトリマ本体を消してあります。
15-トリマ状態
16-トリマ状態2
17-耳落とし
ベニヤを貼っていない面は同じ厚みの端材ベニヤをあてて
落とします。
19-耳落としサイド
18-耳落としサイド2
四方を落としたら、裏面を上にし、別の合板上に、切り口と合板が平らに
なるように置いて、クランプで固定します。
20-ベニヤトメ落とし
21-ベニヤトメ落とし2
45度ビットをトリマに装着します。


 

深さをベニヤ厚に合わせ、落とします。
四方同じ要領で落としてください。
23-ベニヤトメ落とし3
24-ベニヤトメ落とし4
貼る前に合わせてみます、もし大きいようなら
トリマの刃を少しだけ出して、もう一度落とし直します。
合わせ
トメの部分に接着剤が付かないように、
マスキングテープで養生して吹き付けます。
25-マスキングテープ養生
26-側面吹きつけ
ベニヤも同様にトメ部分をマスキングテープで養生して
吹き付けます。
27側面ベニヤ吹きつけ
トメ部分に木工用ボンドを付けます。
28 ベニヤ接着剤
失敗しないように棒を置いて、ベニヤを乗せます。
29-サイドベニヤ貼り
45度にカットしたベニヤの端材を当てながら、
位置を合わせ貼っていきます。
30-サイドベニヤ貼り2
はみ出た木工用ボンドを濡れたウエスで拭き取って
マスキングテープで押さえます。(1時間程度)
31-サイドベニヤ貼り3
同じ工程で残った面も貼り付ければ完成です。
32-完成