特注家具の仕事では、さまざまなものを作る必要があります。
たとえば、建具や大きなパネル、スイングドアなどの製作や加工を依頼されることもあります。
丁番やドアノブの掘り込み、小口に化粧材を貼ったりするときに、どのように作業しようか、と悩むことがあると思います。
今回は、ちょっとした加工に役立つ治具の作り方を紹介します。
まず、材料としてナラの集成材を使います。硬くて反りの少ない材料なら、他のものでもかまいません。
私が作った治具のサイズは、下の画像のとおりです。
最初に大きい板のセンターに幅15㎜深さ7㎜の溝をつけます。
次に小さい板の下部となる面に下画像のような欠き込みを入れます。