固まったら、ネジで締めるための穴を開けます。M6のネジなので6㎜径の穴を4か所
ボルトの穴開け強度を考慮して、頭が大きいサイズのネジを使います。
ボルトで固定


ナットを締めたら完成です。
位置出し定規完成では、これの使い方を説明します。
棚ダボを入れたい側板を重ねて、後ろの木端に位置出しをします。
中仕切りがたくさんある場合でも重ねて出せば効率が良いですよ。
墨付けはこれで終わりです。
定規を側板の上に載せて、木端に出した墨位置とアクリルを斜めに削った所に付けたセンターの印の位置とを合わせます。
位置出し定規セットダボを入れたい前後位置に千枚通しを刺して印をつけます。
棚ダボの位置出し 後は錐で穴を開けて金ダボを打ち込むだけです。
ダボ穴開け
打ち込みダボ
どうですか?
作業がかなり簡単になると思います。
それと、この定規は他にも使い道があります。
例えば、下画像のように組みたいものがあったとします。
中に立っている板を上からビスで止めたい場合、両サイドに墨を出して長い定規で線を書いてビスを止める。
なんて、面倒クサイですよね?
しかも、それがカウンターの腰面だと向こうが見えないし定規は動くわで、面倒クサさ倍増だと思います。
そこで、作った定規を使います。
ボールペンが入るように開けた穴の、目的の寸法の位置にボールペンを入れて、定規本体をそのままスライドさせると平行線が書けます。
そこにビスで止めるだけ。はい終わり。
位置出し定規で平行線
私はこれを20代の頃に考え、今使っている物が2代目になりますが、かなり重宝しています。
ちょっとした工夫ですが、仕事が暇な時とかに作ってみてくださいね。

それではまた。