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前回の記事【長い曲面を作る】で、メッセージから要望があったので
そこに答えたいと思います。
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アール形状(曲面)の横材に対して直角の縦材を組む場合、縦材の幅を
飛び出させて削り合わせるのか、という質問でした。
厳密に言えば曲面に対して直角の物を組むわけですから
平らにはならないのですが、例えば下画像のような大きな
アール形状だと縦板を100㎜幅で組んだとしても
然程目違いは気になりません。
nk_0001

では、小さいアールだとどうでしょう。
例えば外アールが250㎜で、内アールが150㎜、縦板の
厚みが24㎜だとします。
nk_0002

この場合だとさすがに100㎜幅で組むと目違いが出ます。
こういった場合は、内アール側は縦板の面の部分を平らに合わせます。
nk_0003
外アールは縦板の角の部分を平らに合わせます。
要するに縦板がアール材から飛び出ないように
現物合わせで幅を合わせる、という事です。
上からベニヤを貼っても接点がアールに沿っているので
きれいな曲面になります。
nk_0004
両端の通しの縦板は、小さなアールだと角度が付くので
原寸を書いて自由スコヤで角度を合わせ、昇降盤などで
幅を決めます。
nk_0006
nk_0005
出っ張った部分を鉋で削り合わせると手間がかかる割には
精度が悪くなり、あまり良い結果は出ないと思います。
以上、質問への答えでした、ではまた。