前回は100円ショップの材料で抽斗ボックスを作る。という事で、抽斗3杯のボックスを作る方法を紹介しましたが、
今回はそのボックスを使って、さらにグレードを上げた箱に仕上げてみますね。
もちろん今回も使う材料は全て100円ショップで売っている物です!
では早速始めますね。
前回作った箱と同じ物をもう2つ作り、積み重ねてビスで連結します。
ダイソーで売っているMDF材 サイズは厚み6㎜×幅300㎜×長さ400㎜を用意します。
これの幅を253㎜でカットします。
切ったら、箱側面にクランプで仮固定します。このクランプもダイソーで売ってましたよー

上部分に墨を出しておきます。(寸法を測って墨出しをしてもOKですが、このクランプを登場させたかったんです 笑)

ではこのMDFを側板に貼り付けていきます。使うのは速乾ボンド(ほとんどの100円ショップで手に入ります)
チューブから出して、付属のへらで伸ばしていきます。

全面塗ってたらもったいないのでこんな感じで良いです。

箱側にも塗っておきます


速乾ボンドが乾いたら、間の面に木工用ボンドを点付けします

位置を合わせながら貼り付けて、圧着します。

上に飛び出た部分は切っておきます。

トリマのコロ付きガイドを使って、段差を落とすと仕事が早いです。(目地払いビットでも可)


次は上面部、ここは長さがあるので、この大きさの物は100均では手に入らないので、3分割で貼ります。
ダイソーで売っている厚さ6㎜×幅300㎜×長さ400㎜のMDF材を3枚用意し、共にサイズを253㎜×310㎜にカットします。

板に貼ったサンドペーパーで繋ぎ面を平らにしたら、上の角を少しだけ落としてV目地にします。
これで見栄えが良くなります。


ここも同じように速乾ボンドで貼り付けます。

飛び出た部分はトリマで落とし、仕上げておきましょう

次は正面の化粧をしていきますね。
セリアで手に入る天然木(ウォールナットとタモ)のシートを使います。
天然木でも驚きなのですが、このシート、シール状になっていて、そのまま貼れる!なんて便利なんでしょう。
セリアさん、ありがとう!こういうのをもっと沢山開発してください。<(_ _)>


シール状になっているとはいえ、貼る側にプライマー的なものを塗りたいので、速乾ボンドを使います。
まずは抽斗の口板面

付属のヘラで伸ばしていきます

速乾ボンドが乾いたら、シートのサイスを少し大きくカットして貼り付けます。

板に貼ったサンドペーパーで角を仕上げておきましょう。

タモのシートも同じように貼り付けました。

余ったシートは箱の前面に貼り分けました、サイズをカットしてぺたぺた貼り分けるだけです。角はペーパーで仕上げてください。
抽斗を仕込んでみます。
おお、なんかいい感じですね。(アートですねぇ)
このままだと抽斗を引き出すための取っ手がないですね~
ここで100均マニアと化している変なおじさんの本領発揮です。探しまくりました。
ありました。またまたセリア様です(さん、から様に変わった)
セリア様ありがと~
アンティーク取っ手という名も素晴らしいですね~、これ100円だなんて感激です!
で、これを抽斗全てにつけてみました。
どうですか?ものすんごいグレード上がりましたよね?(自分でも驚いてます)
ここまできたら汚れ止めの塗装までしちゃいましょう。ダイソーにニスが売っています。何でもあるので笑っちゃいます。
掛かったお金(材料のみ)
・抽斗ボックス(前回作った箱)税込み2970円×3=8910円
・ダイソーMDF材 6㎜×300㎜×400㎜=5枚 税込み550円
・セリア天然木シート 200㎜×300㎜=9枚 税込み990円
・セリアアンティーク取っ手 9個 税込み990円
計11440円
ちょっとした小物入れにどうですか?
自分だけのオリジナル家具、という事でチャレンジしてみてはどうでしょう。
実際に作ってみたよ~ という方がおられましたら、写真を見せてくれると嬉しいです。メッセージからご連絡お願いします。
それでは、また。