製作する家具の背面が壁に隠れて見えない場合は背板に薄い合板(ポリ合板やベニヤ板)を溝に差し込んで仕込む、という方法があります。
軽量化と材料費を抑えるという利点がありますが、家具背面から壁にビス等で固定する場合、止めたい位置に下地が入ってないというデメリットもあります。
特に吊り棚などは確実に壁に固定しなければ安全面で問題が生じます。
製作する時はそういう場面を踏まえて加工方法を考えなければなりません。
説明画像は、板厚が20㎜、ポリ合板厚は2.5㎜、溝の深さは5ミリでモデリングしてあります。
背板の溝部拡大背板詳細図

背板ベニヤ溝2
溝をついたら、三方向組み立てます。
地板と側板
ポリ合板を差し込んで
背板ベニヤを入れる
最後の板を組みます。
背板ベニヤはめ込み完了
平らな台の上に箱を置いて、タッカーステープルを斜めに打ち込んで固定します。
タッカーステープルの大きさは、幅4㎜長さ10~16㎜ か幅10㎜長さ10~13㎜、程度で良いでしょう。
平らな板の上で止めることによって箱の通りが真っ直ぐになります。
背板ベニヤ溝打ち付け
直角の定規を使って矩手(カネテ=直角の事)見ながら固定します。
背板ベニヤ溝エアータッカーで打ち付け
四方向打ち終えたら、下地となる桟を用意します、サイズは12×50㎜
背板が薄い場合は反り返るので裏の下地は反り止めとして真ん中にも入れておきます。
背板ベニヤ裏桟用意
接着剤をつけてステープルで固定していきます、ステープルのサイズは幅10㎜長さ10㎜で良いでしょう。
背板ベニヤ裏桟詳細図背板ベニヤ裏桟打ち付け

裏桟付け終わり

Officek エアタッカ エアータッカー ステープル打機 エアーステープラーセット肩幅 10mm 長さ 6-13mm ステープル10000本付
例えば下画像のような吊り棚だと壁の下地位置と箱の下地位置が合わなくて固定する箇所が限られてしまう、といった場合も多々あります。
そうならない為に箱の下地幅を広くするとか下地材を全面貼り付けるといった対処方法も必要となるでしょう。吊り棚ではまた。