造作などの仕事をしていると様々な木材や合板などで枠状の物を作る機会が多くなってきます。
窓枠や仕切り枠、入口枠などですね。
工場で組み立てて現場に運べるサイズなら良いのですが、大きいサイズの物だとそうもいきません。
そういった現地で組み立てなければならない枠組み組手の加工方法について説明します。
使うのは厚み30㎜幅300㎜のラワン無垢板

加工用板

内側となる面に30㎜で毛引きをかけます。

加工板毛引き

大五郎 筋毛引

トメになる部分も毛引きをかけます、ここでは10㎜にしました。

加工板毛引き2

縦枠となる板の表面に10㎜のストレートビットをつけたハンドルーターで30㎜の位置に深さ12㎜の溝を掘ります。

電子ルーターで溝

マキタ 電子ルータ 12mm RP2301FC

 

溝詳細

 

溝詳細2

横枠となる板の裏面に12㎜のストレートビットで30㎜の位置に深さ20㎜の溝を掘ります。

電子ルーター溝2

 

溝詳細4

ここで注意すべき点は、この溝が胴付になるので板厚30㎜-溝の深さ20㎜=縦枠の溝幅10㎜とならなければなりません。

 

 

溝詳細5

トメの定規を使って胴付き鋸で留めを切ります。まずは縦枠
玉鳥 レザーソー導突鋸 普通巾 370

 

 

 

 

 

縦枠

次に横枠。

 

トメ部詳細2 横枠

 

 

4箇所が切り終わりました。

トメ加工終了

横枠のほぞとなる箇所の加工をします、昇降盤や横切り盤などで下図のように切り込みを入れます。

のこ目詳細

 

のこ目

トメの位置に手鋸で切り込みを入れると不要な部分が外れます。

切り込み

 

切り込み2

ビットで丸くなった部分をノミで取り除きます。

のみで落とす

これで加工は終了しました。

枠組み加工終了

仮組みして問題がなければ完成です。

枠組み加工仮組

 

枠組み加工完成

こういう加工をしておくと、現場で組む作業も楽になりますね。
特に大きい枠などは、強度的にもこういった組手加工は必要です。