薄い板材を何枚も積層して作る成型合板は、湾曲した椅子や家具などでよく使われる手法です。この成形合板の基本的な作り方について説明します。
特注家具や什器製作で一番多いのは、アール形状の扉です。厚みが20㎜のものが多く、これはラワンの曲げ合板を積層して作ります。ラワン曲げ合板には、3㎜、4㎜、5㎜、9㎜、12㎜といった種類があります。サイズは、サブロク3×6(915×1825㎜)やロクサン6×3(1825×915㎜)などがあり、曲がる方向で呼び名が変わります。
表面にメラミン化粧板を後で貼る前提で、下地となる成型合板は、メラミン化粧板の厚み分2㎜を引いた18㎜の厚みで作ります。成型合板は、積層枚数が多いほど形状が安定します。少ないと、合板が戻ろうとする力が強くて伸びてしまいます。
積層枚数が多いと、合板も薄くなり、戻ろうとする力が弱くなります。さらに、接着面積が多くなるため、形状が安定します。
今回は外面の半径(アール)が400㎜なので、5㎜の曲げ合板3枚と3㎜の曲げ合板1枚で作ります。
はじめまして。一応30年選手です。
白ボンドよりもカチカチ系ですよ。
丁度記事中にある「白ボンド10%混ぜた…」に似た固まり具合に思います。
酢ビよりも速く乾いて耐水性があるので好きですが、高いので仕事では使っておりません。
はじめまして!
確かにタイトボンド高いですよね~
でも、大鹿レヂンは、しばらく使っていないと硬化してしまうんですよね;
長い目でコスパを考えるとタイトボンドも有りかもしれません。
あと、ゴリラも良いかもです。
情報ありがとうございます。助かりました。
CGイラストがリアルで(毎日見ている光景で)以前から感心して読ませてもらっていて、
DIYの工作でなく木工機ありきの(日本の)プロの方法が見れるサイトはなかなか無いので興味ある若い少数派には良いなーと思っていました。
一記事に対して労力が凄いですね!でも楽しみにしていますから頑張って下さい!
返信ありがとうございます!
やっている事といえば、朝3時に起きてモゾモゾやっている程度で、それほど苦にはなっていないのですがね(笑)
CGのモデリングも、かなり腕前が上がった(自画自賛?)のでイメージ通りの物をほぼ作れるようになってきました。
これからこの業界を背負って行く若者に、少しでも伝われば良いのですが。
とても励みになります!
ありがとうございます!