アール形状のパネルの小口に、かまぼこ型のモール材を取り付けて仕上げるパターンがあります。 今回は、かまぼこ型のモール材の加工方法についてご紹介します。
アールパネルの厚みは100㎜で、50Rのかまぼこ面が付きます。
このかまぼこ面は、30㎜のMDFを2層にして製作します。 NCルーターを導入している工場では、R材の切り抜きが容易ですが、電子ルーターを使用する場合は、「アール材の切り抜き方」を参考にしてください。
まず、切り抜いたR材で骨組みを作成します。 内アール面に曲げベニヤとMDFを貼って仕上げます。 かまぼこ面用のMDFは、30㎜を2層に重ねて準備します。
幅は1㎜大きめにしておくと、本体との接着時に調整が可能で、より安心です。 面加工にはルーターマシンを使用します。
テーブルには30㎜の合板をクランプでしっかりと固定しています。