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R形状に切り出す方法は、最近ではNCルーターで簡単に切り抜けますが、
そういう設備のないところも多いでしょう。
今回は昔ながらのハンドルーターを使ったやり方について説明したいと思います。
下図が平面図です
1図面
この平面図を実物の大きさでベニヤに書いていきます。
2原寸
直角の書き方は 3対4対5で出します。
例えば下図のように、③を600㎜ ④を800㎜ ⑤を1000㎜にすれば
③と④の角は直角になります。
③が1200 ④が1600 ⑤が2000 といった具合に寸法を大きくすれば
より正確な直角が出せます。
3直角の書き方
細く割ったベニヤを用意して
直角の交差してる点に釘で打ち付けます。
4原寸書き
外R(1500㎜)内R(1000㎜)の位置に千枚通しで穴を開けて
線を書いていきます。
5R線
右側角の200Rも同じ手順で書いていきます。
6小さいR線
次に下画像のような板を用意して、ハンドルーターを固定して
ストレートビットで貫通させます。
この時、外R用(黒い矢印)内R用(赤い矢印)に墨を出しておきます。
7ハンドルーター
Rのセンターに使うための金物を用意します、ビスや釘だと
厚い板をくりぬく時には弱くて不安定なので、
がっちりと固定できるものがいいでしょう。
下画像はドア用の戸当りの上の部分をカットしたものです。
8センター用金物
センター用金物と同じ径の穴を、黒い矢印のところから1500㎜の位置に、
赤い矢印のところから1000㎜の位置にそれぞれ開けます。
9センター穴
くりぬく板厚より少し薄い合板を床に固定して、
そこにセンター用金物を固定して外R用穴にはめます。
10センター固定
抜いた時に無駄が出ないように位置を決めて合板を固定します。
板厚が厚い時は深さを何度かに分けて切削するといいでしょう。
11外R切り抜き

12外R切り抜き
次に内R。
床を傷つけたくない場合は底面を少し残して、後で目地払いビットで
落とすという方法もあります。
13内R切り抜き

14内R切り抜き
抜いた板をRの線に合わせて原寸ベニヤの上に置きます。
15原寸合わせ
原寸に合わせてカットする位置を墨出ししていきます。
16墨出し

17墨出し
カットするための丸ノコ用の定規を作ります。
下画像のようにベニヤと合板を接着し、
丸ノコでカットします。
18丸ノコ定規
墨出しした位置に合わせて定規をクランプで固定し、
切っていきます。
(電動丸ノコは大変危険です、使う際は工場責任者の指示に従って行ってください。)
19丸ノコカット
小さいほうのRは別の方法でやりたいと思います。
ルーターマシンにストレートビットを付けて、
合板の200Rの位置に釘で固定して抜いていきます。
(ルーターマシン加工は大変危険です、行う場合は工場責任者の指示に従ってください。)
20ルーター加工

21R型
抜いた板を落とす位置に合わせてクランプで固定します。
22-R加工
ルーター用の目地払いビットで切削していきます。
23目地払いビット
以上で切り抜きは終了です、下地なので最終的には、
これに練り付けベニヤや化粧板等を貼って仕上げます。
24完成