家具の背板の写真

製作する家具の背面が壁に隠れて見えない場合、背板に薄い合板(ポリ合板やベニヤ板)を溝に差し込んで仕込む方法があります。
この方法は、軽量化と材料費の抑制という利点がありますが、家具の背面から壁にビスなどで固定する場合には、固定したい位置に下地がないというデメリットもあります。
特に吊り棚などは、壁に確実に固定しなければ安全面で問題が生じる可能性が高いので、このような場面を考慮して加工方法を検討する必要があります。
説明画像は、板厚が20㎜、ポリ合板厚は2.5㎜、溝の深さは5㎜にしてあります。

背板用溝拡大背板用の溝の詳細図背板用ベニヤ溝溝加工をし、三方向組み立てます。
ベニヤ溝の状態