置き家具や取り付け家具を設置する際には、必ず水平に納める必要があります。
しかし、建物の床は意外と水平ではないことが多いです。
特に大きくて長い家具を取り付ける場合、水平に合わせるのが大変なことがあります。
床と巾木の間にベニヤのパッキンを使ってレベル調整しながら、水平に合わせて取り付けるという方法があります。
しかし、最近ではアジャスターやプラパートを使用してレベル調整する方法が多くなってきています。
アジャスターの取り付けは、箱全体の重みがかかる場所なので、しっかりとした台座に固定しなければ簡単に取れてしまいます。
巾木の裏側には、下画像のような角材を接着剤とビスで固定します。
座金が入る径の穴を開けます。
座金をビスで固定します。
アジャスターをねじ込みます。
アジャスターの底面が出っ張らないように、角材のサイズは正確にカットしておくことが大切です。
下画像は、側板の中に埋め込んだ例になります。
施工図で指示されていることがあるため、小さい径のアジャスターの使用頻度が増えてきています。
紹介したのはほんの一例ですが、どのような場合でも、
簡単に外れない強度のある施工法を優先して作業することが重要です。
ではまた。
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