框の腰付き十字相欠き接ぎ加工を終えた写真

角が面取りされている框材があります。厚みが40mm、幅が80mmのスプルース材で、5mmのC面が取られています。 角が面取りされた無垢の框材の写真 角が面取りされた框の断面写真この框材を交差させて組むためには、面取り部をトメにする必要があります。
このような組み手を腰付き十字相欠き接ぎと呼びます。 腰付き十字相欠き接ぎの組み手写真今回は、この組み手の加工方法をご紹介します。
まず最初に、加工に必要なL型の部材の製作を行います。
画像ではLVLを使用していますが、厚さが40㎜程度の框材であれば何でも構いません。
150㎜幅の合板をビスで止めています。 合板をビスで止めている写真完成したら、横切り盤に部材をセットし、それが動かないようにクランプでしっかりと固定します。 横切り盤に部材をクランプで固定した写真丸鋸の傾斜角度を45°に合わせます。 丸鋸の傾斜角を45°にした写真端材を使用して、切り込みの深さを6㎜に調整します。 45°の切り込みを入れている写真 切り込みの深さを測っている写真