メラミン化粧板を使用した丸いテーブル天板の製作依頼が時折あります。
デザインは、淵に薄い無垢材を貼り付けるスタイルです。
具体的に、厚さ31㎜、直径700㎜の天板を製作するとしましょう。
天板の表面は黒のメラミン化粧板を使用し、淵には厚さ3㎜のオークの無垢材を貼ります。 無垢材を直接曲げるにはRがきつそうです。 積層して曲げる方法も考えられますが、接着方法や繋ぎ目の調整が難しそうです。
また、熱を使って曲げるという方法もありますが、1枚だけ製作するために設備を準備するのは大変な作業となります 他にも様々な選択肢があるかもしれませんが、私ならこう作るだろう、という方法をご紹介します。
まず、下地となる合板を用意します。今回は15㎜のものを2層にしましたが、30㎜の合板を使用しても問題ありません。 センターに3㎜の貫通穴を開けます。 ルーターマシンのテーブルに30㎜の合板を置き、クランプで固定します。
合板には、クランプで固定できるように溝が設けられています。
丸テーブル天板の作り方
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この度は書いていただきありがとうございました!大変参考になりました。今後もよろしくお願い致します。
また何か知りたいことがあればリクエストしてくださいね。
ありがとうございました。
毎回楽しく勉強させていただいております
今回の記事内容からは少し外れますが
正方形の天板の四隅が小さいアール加工(R30,50,100等)されている木口へのメラミン貼りのコツなどありますか?
木口の厚みが30mm程度のものや、木口ではないですが500mm程度の幅広で小さいアール加工面への
貼り付け方などあれば是非ご教授いただきたいです
いつもありがとうございます。
分かりました。次の記事でご紹介しますね。
今しばらくお待ちください。