ちょっと便利そうなツールを見つけたのでご紹介したいと思います。
例えば下図のような家具を作ろうとした場合どうでしょう、頭の中で形がイメージ出来るでしょうか。

変形家具図

これをMODOでモデリングしてみました。あらゆる角度から見ることが出来るので形状は理解できました。

立体イメージ 立体イメージ2

立体イメージ3 立体イメージ4

マテリアルを設定して色をつけてみました。かなり見やすくなりました。

立体イメージ5

パソコンで見ている限りでは細部まで確認できますが、製作現場までパソコンを持っていって・・・・なんてこと出来ませんね。
そこで3D情報をタブレットで見ることが出来るアプリを見つけました。
実際にやってみたので手順を説明したいと思います。
まず、パソコンのデータをタブレット(iPad)に送るためのUSB(Photo Fast)をパソコンに差し込みます。

MODOの3Dデータを適当な名前を付けFBX形式でUSBに保存します。

fbxファイル

iPadにアプリケーションを2つインストールします。
まずはPhoto Fast ダウンロードは【Photo Fast ONE】から。

Photo Fast次にFBX Review ダウンロードは【FBX Review】から。

FBX Review

インストール出来ました。

USB(Photo Fast)をiPadに差し込みます。

USB(Photo Fast)

Photo Fastのアプリを開いて赤い矢印の部分をタップします。

Photo Fastのアプリ

保存しておいたFBXファイルをタップします。

FBXファイル

すると下画像のような画面になるのでFBX Reviewにコピーを選択します。

FBX Reviewにコピー

若干色が変化していますが開けました。指でスライドさせるとオブジェクトが回転します。
拡大縮小もできます。

立体イメージ6 立体イメージ7 立体イメージ8

かなり複雑な形状の家具を製作する場合、何度も何度も図面と睨めっこして仕事が進まない、なんてことも多いと思います。
打ち合わせや説明をする場面でも、こういうツールはとても便利で利用する価値はあるのではないかと思います。

変形家具2

ではまた。