箱や扉などにメラミン化粧板を貼る場合、貼り方には順序があります。
厚みは1㎜ですが、よく見える面に小口を出すと見た目がかなり悪くなります。
今回は基本的な貼り方を抽斗と扉の付いた箱で簡単に説明します。
まずは箱から貼っていきます。
最初に貼るのは箱の小口(木端)から。
メラミン化粧板のカットは出来るだけ正確に切ったほうが後々仕上げが楽なので、
昇降盤や横切り盤を使い、板厚や長さに合わせてカットします。
全て切り終えたら要らないベニヤなどの上に並べて速乾ボンドを塗ります。
板厚に切り抜いたベニヤを用意して小口にも塗ります。
ローラーで圧着しながら貼っていきます。
シティア ウレタンローラー #30 40x40B 中
多少の出っ張りがあると思うので、目地払いビットをトリマーに装着し、刃はメラミン厚より少し出るくらいに合わせて全体を落としていきます。
大日商 コーナービット 目地払6×10 030611
板に貼ったサンドペーパーを使い全体を仕上げます。
側面もメラミン化粧板を貼るので平らに、箱の内側は糸面で良いでしょう。
KOVAX(コバックス) タックロール Pーソフト PCS-M P120
次に貼るのは両側面です。少し大きめに切ったメラミン化粧板と箱側面に同じように速乾ボンドを塗り、貼って仕上げます。
次は天板正面の小口です。同じ要領で貼って仕上げます。
最後は天板トップ、ここも同じ要領で貼って仕上げます。
これで箱のほうは全て貼り終えました。
扉と抽斗の口板は最初に裏面から貼ります。
次に側面
そして上面
最後に正面を貼ります。
これで、一番見える正面側に小口が出ていないので納まりがとてもキレイになります。
トリマーが二台あると便利です。平らに落とすところは目地払いビットを使い、
面を取りたいところは75度ビットを使う、そうすると作業効率が上がりますね。
45度ビットを使うと面が大きくなり見た目が悪くなるので注意しましょう。
超硬トリマー・ルータービット カサ付面取 MT-75
ちょっと出っ張ったところはノミで落とすと良いですよ。

天板や棚板などは、下面→小口→上面(トップ)の順で貼りましょう。
貼り方を間違えると下画のように、後にゴミなどが入って剥がれてしまうといった原因になるので、注意しましょうね。
それではまた。
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