次に縦引き鋸で切り込みを入れていきます。
切り方の手順については、記事【ほその手加工その3】を参考にしてください。
墨通りに切るのは難しいので少し残して切り込みを入れます。
胴付き(31㎜の線)から少し離してノミを直角に叩き入れます。
下画像のように斜めに叩き入れて穴を掘っていきます。
手順を繰り返し、裏表両面から掘り込んで貫通させます。
残しておいた部分を墨通りに取り除きます。
同じ要領で不要な部分を取り除きます。
木工家具や什器の作り方、鉋や鑿の仕込み方など、基本的ノウハウを CGを使って紹介します。
いつも勉強させていただいております。
蟻組継ぎの加工の仕方はなんとか出来るようになったのですが寸法の出し方がまったく
分からないので教えてください。
今回厚み30mm、幅300mmの板に対して蟻の寸法が一番端から16→28→12となっておりますが
なぜ16なのか、なぜ28なのか、なぜ12なのかを分かりやすく教えてください。
※学校で厚み24mm、幅50mmの蟻加工模型を見たのですが寸法が端から11→8→12→8→11と書いてあり
足すと50になります。出来上がったものを真似て作る事は出来ますが「60mmで蟻の寸法を出しなさい」と
言われると寸法の出し方が分かりません。
宜しくお願い致します。
いつも当ブログに来ていただきありがとうございます。
蟻組接ぎの寸法の出し方ですね。
実は私も詳しいルールは知りませんが、記事で出したやり方について、近日中に載せたいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。