家具職人入門

家具作りに興味がある、家具職人を目指したい そんなあなたに経験30年以上の現役家具職人が基本的ノウハウを CGを使ってわかりやすく説明します。

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説明用画像は全てCGでモデリングしています。
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私が勤めている会社でも導入されていますが、コンピューター制御のNCルーターという加工機械をご存じの方も多いかと思います。専用のソフトやCADで座標を出して複雑な形状を切り抜いたり、面取りや溝抜きなど用途は様々です。このNC工作機械を動かすためにはGコード(NCプロ ...

製作する箱の背面が壁に隠れて見えない場合は背板に薄い合板(ポリ合板やベニヤ板)を溝に差し込んで仕込む、という方法があります。軽量化と材料費を抑えるという利点がありますが、背面を壁にビス等で固定する場合、止めたい位置に下地が入ってないというデメリットもあり ...

ちょっと便利そうなツールを見つけたのでご紹介したいと思います。例えば、下図のような家具を作ろうとした場合、どうでしょう、頭の中で形がイメージ出来るでしょうか。これをMODOでモデリングしてみました。あらゆる角度から見ることが出来るので形状は理解できました。マ ...

家具にシリンダー錠をつける場合、まず穴開けの位置出しをしなければなりません。カタログには細かい寸法までは記載されていないので、実測することになります。実測したら絵にかいて細かい寸法を書き入れます。それを基に扉の納まりに当てはめて寸法出しをします。下画像は ...

棚板用のダボレール(アルミ製)は打ち込みダボよりピッチが細かく加工も容易なので収納家具でよく使われます。施工図に寸法指示があれば良いのですが、箱の奥行きに対してどの位置に付けたらいいのか分からない場合が多いと思います。特に決まったルールみたいなものはあり ...

無垢板同士を組む時に釘やビスは使いたくない、更に強度が欲しい、そんな場合に【留形隠し蟻組み接ぎ】という組手があります。今回はまったく機械は使わずに手加工での手順で説明したいと思います。厚み30㎜幅300㎜長さ400㎜のラワン無垢板で説明します。最初に組手となる部 ...

今回は円柱状の形状製作について説明したいと思います。大きさは直径が500㎜ 高さが500㎜の柱状で表面はメラミン化粧板貼りになります。下地に貼る曲げベニヤは5㎜を使うのでメラミン化粧板1㎜分も差し引いて直径488㎜の合板を2枚作ります。クランプで挟んで縦部材を打つため ...

家具を製作する上で必要なのが使う材料の拾い出しです。あらかじめどの材料をどのくらい使うのかを把握していなければなりません。下図を例に拾い出し表を書いてみたいと思います。使うのは木目のメラミン化粧板、図面には木目方向が指示されています。それぞれの貼る面に対 ...

固定棚や扉、引き出しが不規則な家具を作る場合、まず組手加工をどうしようか、そこが悩みどころだと思います。固定棚の位置に溝を入れて片胴付きで組み立てるという方法もありますが中仕切りを分割すれば簡単に作ることができます。ただし、仕切り板の厚みが24㎜以内だと厚 ...

多くの店舗や施設などにはカウンターがあります。受付カウンターや景品カウンター、サービスカウンター、レジカウンターなど。今回は病院関係で一番多くありそうな受付カウンターの製作例を説明したいと思います。大きな曲面と両サイドに直線がある形状で図面を書いてみまし ...

今日は、ブログ用画像製作で使っているソフトを紹介したいと思います。図面を書く時は主にフリーソフトのAR_CADを使用しています。フリーCADといえばJW_CADが有名ですが、どうも私には馴染めずAR_CADをメインに使っています。ちなみにβ版だとフォントをアウトライン化できま ...

今回は全面が引き出しになっている箱の製作について説明したいと思います。引き出しの納まりには様々なパターンがありますが、スライドレールを使ったシンプルな家具、ということで図面を書いてみました。図面に基づいてフリーハンドでも良いので、立体図を書いて細かく寸法 ...

トメ(45度)でカットされた板同士を直角に組む時に、あまり手間はかけたくない、でも強度は欲しい、そんな時はボルトを曲げてジョイントするという方法があります。二分ボルト(6㎜)長さ150㎜で説明します。まず、ボルトの真ん中にマジックペンで印をつけます。ボルトがす ...

施工図通りに家具を製作しようとすると、寸法的に問題となるのが、厚みです。図面の指定では切れの良い数字(20.25.30とか)になってる場合がほとんどです。ですが、特別に指定されてる場合を除いて+-1~2㎜は許容値だと思います。切れの良い厚みにならないのは仕方ないこ ...

今回は簡単な引き違い戸家具の製作方法について説明したいと思います。収納家具には欠かせない基本的な製作手法なので覚えておきましょう。施工図は下図になります。ワイド(W)=2000 奥行き(D)=450 高さ(H)=600㎜のシンプルな四角い箱です。最近の収納家具は内部が白 ...

今回は丸い棒にほぞを入れる方法について説明したいと思います。直径50㎜の棒を使います。長さをカットしたら平らな面に置いて、両木口に50㎜角の合板をねじれがないように平行に打ち付けます。中にすっぽりと収まる箱を作ります。ほぞの位置に毛引きやスコヤで墨を出します ...

使う框は全て50㎜角で、D(奥行き)=600㎜ W(幅)=600㎜ H(高さ)1000㎜のワゴンのような形状を作る場合の加工例を説明したいと思います。4本の縦框を1000㎜ 8本の横框を600㎜でカットしたら、まず、縦框二面にほぞの位置をけ引きで出します。下部のほぞは100㎜離れている ...

無垢板や合板の長さを繋がなければならない場合、長くなればなるほど強度が心配になります。工場でジョイントしてしまう時も、現場でジョイントする場合も、ボルトジョイントなら強度もあって安心です、今回は現場ジョイントで説明しますが、材料の長さを繋ぐ時は様々な場面 ...

R形状に切り出す方法は、最近ではNCルーターで簡単に切り抜けますが、そういう設備のないところも多いでしょう。今回は昔ながらのハンドルーターを使ったやり方について説明したいと思います。下図が平面図ですこの平面図を実物の大きさでベニヤに書いていきます。直角の書き ...

天然木で天板を製作する場合、気をつけなければならないのは、製材された無垢板には裏面と表面があるという事です。年輪中心部から外側が木表、内側が木裏となります。木裏に比べて木表は収縮率が高く、乾燥させると木表側に反り返ります。木目は木表が美しいとよく言われま ...

Rの天板に付ける無垢の面材を切り出す方法について説明したいと思います。形状は大きいRと小さいRで加工した天板になります。大きいRの面材を切り出す型ベニヤを用意して、無垢材に墨を出していきます。帯鋸で切り抜きます、この時、墨を残して少し外側を切るようにします。 ...

Rの天板に無垢材を付ける場合、Rの形状に切り出す方法や薄く挽き割って曲げてしまう、という方法があります。Rの形状に切り出すやり方だと、手間がかかる割にはつなぎ目が出たり、木目がRに沿わないというデメリットがあります。Rの大きさにもよりますが、挽き割って積み重ね ...

メラミン化粧板を貼った天板に薄い無垢材を接着する場合ハネムーン接着剤や木工用ボンドを使い、クランプやハタガネ等で挟むと、手間の割には接着不良(主に隙間)が起こりがちです。もっと手っ取り早く出来る方法について説明したいと思います。まず、下画像のように、天板 ...

メラミン化粧板は施設や店舗関係の什器などによく使われています。天板や棚板などに貼り込む場合下面を先に貼り、次に正面、最後に上面という順序で貼ります。もし下画像のように貼ると、長く使っているうちにゴミなどが入って少しずつ浮いてきて、最悪剥がれる、という結果 ...

天板に無垢材を付ける場合、面取り形状や強度を考慮に入れて作業しなければなりません。今回は一般的に用いられる雇い核(やといざね)という方法で説明したいと思います。まず無垢材は天板厚より2~3㎜大きくしたものを用意します。雇い核加工には、トリマ用の横溝ビットを ...

単品オーダー家具を製作する場合、施工図には最低限の情報しか表記されてない場合が多いものです。打ち合わせなどで仕様を確認するのはもちろんですが、作り方に関しては制作者が考えなければなりません。大切なのは、図面を見て、各箇所の組み方や、寸法的なもの、使う材料 ...

今回は扉のついた簡単な家具の製作例について説明したいと思います。 外寸はW1000 D400 H560㎜ 断面詳細は下図のようになります。 まず最初に木取り表を書きます。内部は白なのでポリ板(2.5㎜)とランバーコア合板を仕上がり寸法より少し大きめに木取って、速乾ボ ...

サイコロ状の箱、全ての面に練り付けベニヤを貼る場合、角をトメに落とす 方法は色々とありますが(軸傾斜する横切り盤や専用の鉋など) ここではトリマを使った製作例で説明したいと思います。 まず下地となる箱を作ります。 大きさは500㎜角。 貼り付けるベニヤを木取り ...

面腰ほぞ接ぎはガラス戸や、丸面や角面加工された場合によく使われる組み手です。面加工された框でガラス戸を製作する場合、まず最初に下画像のように加工します。次にほぞ加工します、ほぞ加工のやり方は前記事の平ほぞで説明してありますのでそちらを参照してください。組 ...

ほぞ組みの種類はたくさんありますがここでは家具によく使われるほぞについて説明したいと思います。一番簡単な平ほぞは、かまちを枠組みする時に多く用いられますが、両胴付き、三方胴付き、四方胴付き、用途によって様々です。まずは、ほぞの基本を知るために下図のような ...

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