家具職人入門

特注家具(オーダー家具、注文家具)製作や什器作りの基本ノウハウ、鉋と鑿の仕込み方をCGで分かりやすく解説します。初心者から上級者まで、木工の技術と知識を深めるための情報満載。あなたの木工ライフを豊かにするためのヒントとアドバイスを提供します。

「組 手」の記事一覧

隠し蟻留め組み継ぎの加工をした写真

留形隠し蟻組み継ぎの加工方法

【留形隠し蟻組み接ぎ】は、木と木を強く結ぶ伝統的な技法です。釘やビスを使わないで、木目や形を美しく見せることができます。今回は、厚み30㎜、幅300㎜、長さ400㎜のラワン無垢板を使って、この技法を紹介します。最初に組手 […]
丸棒にほぞを入れて組んだ写真

丸棒にほぞを入れる方法

丸い棒にほぞ加工をする場合、できれば四角いうちにほぞ穴加工をしてから、木地屋さん(木工旋盤で木材を丸くする所)で丸くするという方法を取りたいところですが、そうもいかない場合もあります。今回は、丸い木材の棒にほぞ加工をする […]
二方向にほぞを入れて組んだ写真

二方向でほぞ組する方法

ワゴンのような立方体形状の家具や、椅子などを木材(無垢材)の框組みで作る場合、ほぞを二方向に入れて組む必要があります。 今回は、二方向にほぞを入れるときの加工方法について説明します。使用する框は全て50㎜角で、奥行きが6 […]
面腰ほぞの写真

面腰ほぞ継ぎ

面腰ほぞ接ぎはガラス戸または羽目板、木材の角が丸面や角面など面取り加工された框をほぞで組む場合などによく使われます。 面加工された框でガラスの入った開き戸を製作する場合の作り方で説明します。横框と縦框を昇降盤や横切り盤な […]
框材にほぞ加工をした写真

平ほぞの加工方法

ほぞ組みの種類はたくさんありますが、ここでは家具によく使われる平ほぞについて説明します。一番簡単な平ほぞは、かまちを枠組みする時に多く用いられます。両胴付き、三方胴付き、四方胴付きなど、用途によって様々です。まずは、ほぞ […]
立て板に溝を入れ、横板を差し込み、組み終えた写真

大入れ継ぎ

二枚の合板や木材をT型に組む場合、板厚と同じ溝を作って差し込むという組み手になります。 かなりの重量がかかる家具の棚板や地板、構造や形状による要因で収まりを考慮した場合、この組み手は使える一つです。 この組み手は、はめ合 […]
蟻組みの写真

あり形大入れ継ぎ

あり形大入れ接ぎは、無垢材や合板などを直角に組む場合や、分解組み立てが必要な家具などに用いられる組み手です。 緊結力が強く、抜けにくいという特長があります。 溝加工用には、トリマ用アリビットを使用します。   […]
インロー部拡大写真

イ ン ロ ーの用途と加工方法

木合板や木材を外側から釘やビスで止めるのが困難な場合や後から固定棚を追加したい、仕切りを入れたい、床や壁、天井に固定したい場合などに、この方法がよく使われます 板厚が20㎜の場合、板の木口面に溝を入れます。 ただし、下図 […]
留めに切った合板に雇いザネ加工をして直角に組んだ写真

雇いざね大留継ぎ

45度で切っただけの合板や木材同士を接着する場合、強度が確保出来ないため、接合部に溝を切り、溝に合わせた板を差し込むことで強度を得ようとする方法です。 差し込む板の事をやといざね、と言います。 やといざねは、接合する板の […]

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