二方向でほぞ組する方法 組 手 ワゴンのような立方体形状の家具や、椅子などを木材(無垢材)の框組みで作る場合、ほぞを二方向に入れて組む必要があります。 今回は、二方向にほぞを入れるときの加工方法について説明します。使用する框は全て50㎜角で、奥行きが6 […] 続きを読む
面腰ほぞ継ぎ 組 手 面腰ほぞ接ぎはガラス戸または羽目板、木材の角が丸面や角面など面取り加工された框をほぞで組む場合などによく使われます。 面加工された框でガラスの入った開き戸を製作する場合の作り方で説明します。横框と縦框を昇降盤や横切り盤な […] 続きを読む
平ほぞの加工方法 組 手 ほぞ組みの種類はたくさんありますが、ここでは家具によく使われる平ほぞについて説明します。一番簡単な平ほぞは、かまちを枠組みする時に多く用いられます。両胴付き、三方胴付き、四方胴付きなど、用途によって様々です。まずは、ほぞ […] 続きを読む
大入れ継ぎ 組 手 二枚の合板や木材をT型に組む場合、板厚と同じ溝を作って差し込むという組み手になります。 かなりの重量がかかる家具の棚板や地板、構造や形状による要因で収まりを考慮した場合、この組み手は使える一つです。 この組み手は、はめ合 […] 続きを読む
あり形大入れ継ぎ 組 手 あり形大入れ接ぎは、無垢材や合板などを直角に組む場合や、分解組み立てが必要な家具などに用いられる組み手です。 緊結力が強く、抜けにくいという特長があります。 溝加工用には、トリマ用アリビットを使用します。 […] 続きを読む
イ ン ロ ーの用途と加工方法 組 手 木合板や木材を外側から釘やビスで止めるのが困難な場合や後から固定棚を追加したい、仕切りを入れたい、床や壁、天井に固定したい場合などに、この方法がよく使われます 板厚が20㎜の場合、板の木口面に溝を入れます。 ただし、下図 […] 続きを読む
雇いざね大留継ぎ 組 手 45度で切っただけの合板や木材同士を接着する場合、強度が確保出来ないため、接合部に溝を切り、溝に合わせた板を差し込むことで強度を得ようとする方法です。 差し込む板の事をやといざね、と言います。 やといざねは、接合する板の […] 続きを読む
留め形包み打ち付け継ぎ 組 手 外面が仕上がっていて、釘やビスで固定できない場合や、部品の数が多い場合には、この組み手を覚えておくと便利です。加工は難しくて精度も必要ですが、簡単で速く組めるという利点があります。横切盤で長さを決めたら、昇降盤やルーター […] 続きを読む
腰付き十字相欠き継ぎ 組 手 板の正面側(端面)が面取りされている場合に、交差させる組み手の加工方法を紹介します。 見た目がきれいなので、高級家具などにはこのような作り方もあります。たとえば丸面だったり角面だったり。こんな板材を交差して組む方法です。 […] 続きを読む
十字相欠き継ぎ 組 手 木材を交差させる組み手の中では、簡単な手法です。あまり強度を求めない簡単な家具作りには良いと思います。下地材を組む時などに多く使われる組み手です。加工方法は、ルーターマシンか、電動ルーターで行います。(板厚は18㎜です) 続きを読む